今回のリリースはフォント関連の機能追加が中心です。
Twenty Twelve の Open Sans 対策
Twenty Twelve テーマの Open Sans Web フォントが、一部ブラウザにおいて日本語表示の不具合を引き起こす問題の対応として、当該フォントの読込みを無効化する機能を組み込みました。なお、こちらの Twenty Twelve 日本語翻訳ファイルを ja.mo に変名し
/wp-content/themes/twentytwelve/languages/ja.mo
に置くことでも、フォントの無効化を行えますが、今回の組み込み機能により翻訳ファイルがない状態でも日本語環境ではデフォルトで Twenty Twelve の Open Sans Web フォントが読み込まれなくなります。
管理パネルカスタム CSS の変更
WP Multibyte Patch 有効時に管理パネルでデフォルトで読み込まれる独自 CSS ファイル(admin.css) の font-family 設定が一部で不評であったため、以下変更と機能追加を行いました。
- デフォルトの font-family 設定は sans-serif のみとした。
- admin.css をユーザーが任意で上書きできるよう、読み込まれる CSS ファイルの URL を設定ファイル(wpmp-config.php)から指定できるようにした。
CSS ファイル指定の例:
$wpmp_conf['admin_custom_css_url'] = '/wp-content/wpmp-admin.css';