WP Multibyte Patch 2.5 をリリースしました。
2.5 の主な変更点
- 投稿エディタのリンク挿入機能(wplink.js) の WordPress 4.4 向け互換性修正。
- コメント抜粋機能の改善。comment オブジェクトを使用し、より正確な文字数ベースの抜粋を行えるようにした。
- Twenty Sixteen テーマの Google フォントを翻訳ファイルの有無に関わらず任意で無効化できる機能を追加。
- Twenty Fifteen、Twenty Sixteen テーマの Google フォントを無効化した際に、ビジュアルエディタとの関連付けも無効化するようにした。
- 投稿エディタの文字数表示機能(word-count.js)に関するコードを削除した。
WordPress 4.4 へ更新を行う方へ
本バージョンには投稿エディタのリンク挿入機能に関連する wplink.js の重要な互換性の修正が含まれています。WordPress 4.4 へ更新を行う場合は、必ず WP Multibyte Patch 2.5 の更新もあわせて行ってください。
WP Multibyte Patch 2.5だけを有効化させた環境でファイル名に「@2x」を含む画像(Retina用)をメディアアップローダーを使ってアップロードするとファイル名がMD5ハッシュに変更されてしまう問題を追いかけていてこのページにたどり着きました。
wpmp-config.phpを編集して
$wpmp_conf[‘patch_sanitize_file_name’] = false;
とするとこの問題を回避することができるとわかりました。
こうすると@2xファイル名に関してはいいのですが、サニタイズしないことの悪影響が心配です。他に何かよい方法があればアドバイスをお願いいたします
WP Multibyte Patch のファイル名サニタイズ機能は、URL エンコードする必要のある文字がファイル名に含まれている場合にファイル名を md5 に変換するものです。この場合「@」がその対象となっているわけで動作としては正常です。「@2x」のために「@」を例外とするかは、現状では決めかねますので、とりあえずは、
$wpmp_conf['patch_sanitize_file_name'] = false;
で対応していただけると助かります。この場合、URL エンコードする必要のない文字で構成されたファイル名のファイルをアップロードする限りは問題は起こりません。以下、参考まで。
https://developer.apple.com/library/safari/documentation/NetworkingInternet/Conceptual/SafariImageDeliveryBestPractices/ServingImagestoRetinaDisplays/ServingImagestoRetinaDisplays.html
クライシ様のご返答、ご対応に感謝いたします。
お示しいただいた資料に目を通しました。ファイル名に「@」文字を含めることに関してはさまざまな議論があってのこと、と認識するに至り、良い勉強になりました。wp_mutibyte_patchは日ごろから大変お世話になっております。これからもご活躍をお祈りしております。ありがとうございました